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相続

遺産相続

お身内の方が亡くらなれてから、悲しみに耐え、葬儀などの葬祭で心身ともに疲れ果てた親族の方々に降りかかってくる様々な問題。
遺産相続の手続きは大変で気が何をすれば良いのかわからないですよね。
でも，早めにしておかないと，今はよくても後で困ることになるかもしれません！！

下記の4つのトラブルはよく起こりがちです。

相続って何かがもらえて得をすることだと思っていませんか？
残念ながらそうとは限りません。相続で損をすることも大いにあり得るのです。
それはなぜでしょうか？
遺産は預金や動産・不動産などのプラスの財産だけではありません。
借金やローンなど、マイナスの財産も遺産に含まれるので、相続の対象になるのです。

借金・ローンの返済義務
買掛金債務
保証人としての保証債務を負う義務
滞納税金
故人の生前の損害賠償義務

など

不動産を共有している状態で、共有者の誰かが亡くなって、その子どもたちがさらに相続するようなことになると、共有関係がますます複雑になります。老朽して修繕するにも、取り壊して建て替えるにも、売却するにしても、共有者全員（共有者が亡くなっているときはその相続人も全員）の承諾が必要になります。
これは思っている以上にトラブルを生みます。

また，相続人の中にも死亡する人も現われ，身近な親・兄弟でさえまとめる事が難しい遺産分割協議などの手続に、ほとんど面識のない死亡した人の相続人が遺産分割に加わる事になります。
こうなってしまいますと，話し合いもまとまらなくなり，手に負えなくなってなってしまい，ますますま相続手続が進まない状況に陥ることもあります。

遺産分割には期限はありませんが，相続発生後の手続きには期限のあるものがあります。期限内に行わないと不利益を被ることがあります。
相続放棄や限定承認を行う方や自宅・事業用の不動産をお持ちの方，配偶者がいる方，農地をお持ちの方は気をつけてください。

遺産相続にはたくさんの問題点があります。
法律は自己責任ですので、知らなかった、わからなかったという理由では免責されません。
ご家族だけで悩まずに、ご相談ください。
なお、何を相談していいか分からないといった理由でと興味がありながらご連絡をいただけない方がいらっしゃいますが、そういった方ほど後でお困りになるケースが多いです。
取り返しのつかない事態になってからご連絡いただくよりも、そうなる前にご相談いただくほうがより有利に早く解決することができます。